次のAppleTVはクラウドベースになるんじゃないかとか噂が飛び交っているが、そんなことは関係ない。自宅の音楽環境をもう少しよくしようと、リビングにあるホームシアターセットの活用を考え、とうとうAppleTVの購入に踏み切った。
AppleTVが何であるかは遥か昔から語り継がれていることなので割愛。今回、AppleTVを使うまでに結構苦労したので簡単にまとめてみようと思う。
そもそもは、いい音で音楽を楽しみたいというのが出発点。思いは↓の通り。
- 普段は、移動時にiPod touchで聞いているけれど、自宅にいるときは結構しょぼいスピーカーで聞いている
- リビングのホームシアターセットをなんとか有効活用していい音で音楽を聞きたい
- CDの入れ替えは面倒くさいし、iTunesにしかない音源もあるからiTunesの活用がよさげ
- Air Mac Expressもいいけど、再生にiTunes必須ってのはあまりスマートじゃない
じゃあAppleTVを買って、リビングのアンプ繋げばすべてうまく行くじゃない!と今更ながら気づいた。
オークションに40GBの新品が手頃な価格で出ていたので即落札。容量の問題はHDDの交換というLIfe Hackが存在するので問題と捉えていないし、普段聴く音楽を考えれば多分これぐらいで大丈夫な気がしている。
「さぁ、この週末は素敵な音楽ライフが待ってる!」とワクワクしたまでは良かったのだけど、落とし穴がいくつかあった。
デジタル対応のテレビが必須だった
事前の調査不足としか言いようがないが、AppleTVとテレビの接続には最低でもコンポーネント端子(D端子)が必要だってことで大きく躓いた。地デジ化という世間の波にに逆行し、うちのテレビは画面右上に「アナログ」と表示されている。RCA端子とS端子ぐらいしか付いていない。しかも当分は買い換えるつもりもない(笑) 辛うじてアンプにD端子がついているのを発見したが、仕様上D端子からの入力をアナログで出力はできないので、アンプとの接続は出来ても当然テレビには映らない。
この時点でアウト。かなり凹んだが、幸いにして寝室のテレビにD端子が付いている事に気づき、とりあえず初期セットアップだけは寝室のテレビで済ませて先に進むことにした。
コンポーネント/D端子のケーブルを買いに行ったら、結構いい値段するのね。
でもコンポーネントケーブルって所詮アナログでしょ?色は違えど、形はコンポジットケーブル(お馴染み赤、白、黄のやつ)と瓜二つ。コンポーネントからD端子への変換ケーブルでいいんじゃね?ということで、お安い変換ケーブルを買った。
[AppleTV] <--コンポジットケーブル--> [コンポーネント/D端子変換] <--D端子--> [テレビ]
といった具合で接続し、電源を入れたら無事画面が表示された。やっぱりね。
後々調べてみると、コンポーネントケーブルはノイズによる画質劣化が置きにくいようケーブルや端子にシールド加工をしているが、基本はコンポジットケーブルと同等とのこと。もう少し踏み込むと、端子の色分けは単に両端の接続を間違わないための目印であり、接続時に両端の色さえ合っていれば、どれを挿してもいい。
初期セットアップを済ませるまでMACアドレスが分からない
画面が映ったらまずは初期セットアップをするのだけど、ここでも問題が発生。
自宅の無線LAN環境はMACアドレスによる接続制限をしている。そのため、新しい無線デバイスを使うには、事前にMACアドレスを登録しておく必要があるわけだが、AppleTVは初期セットアップを済ませるまではMacアドレスを調べる術がなかった。しかもその初期セットアップが無線LANとの接続とか、意味の分からない仕様だ。
泣く泣く無線LANアクセスポイントのMACアドレスフィルタリングを無効にし、無事セットアップ完了。
Remoteアプリは単なるリモコンでしかない
AppleTVの画面がテレビに映せないという時点で、TVに映る画面をベースに操作するAppleTVの使い方に悩んだけど、iPhone/iPod touchのRemoteアプリを使えば何とかなるだろうと思っていたから、あまり深く考えてなかった。RemoteアプリからiTunesライブラリに接続すると、iPodを操作しているのと同じ感覚でiTunes上の音楽を再生できる。このインタフェースを気に入っていて、当然AppleTVでも使えると思っていた。
が…
実際には、AppleTVに対してはApple Remoteと同様の事しかできず、単なるリモコンでしかなかった。iPod touchの画面にAppleTV内のライブラリが表示されることはなく、結局はテレビを見ながら操作しなくてはいけないらしい。そのテレビにAppleTVの画面が表示されないのだからもうお手上げ。結局、テレビを買い換えるいつかまでは、スマートじゃないAirTunesのリモートスピーカーとしてしか使うことができなくなった。
光デジタルケーブルから音が出ない
画面はアナログだがせめて音ぐらいはデジタルにしないとと思い光デジタルケーブルで接続したら、案の定音が出ない。光デジタルケーブルが死んでいたのが原因なのだけど、もうここまでダメが続くとどうでもよくなってきた(笑)
光デジタルケーブルはAmazonで注文するとして、当面はアナログ接続。テレビがアナログなんだから気にするなってレベルかもしれないが、ここだけは気になってしょうがない(笑)
そしてこの光デジタルケーブルでもう一つ不安な点が。
将来テレビを買い替えたときはHDMI接続になるのかもしれないが、HDMIと光デジタル端子の併用は出来ず、HDMI優先となってしまう点が引っかかっている。というのも、アンプはHDMIに非対応。つまり現状ではHDMIでAppleTVとテレビを直接繋ぐしか術が無く、そうなると音もテレビから出てしまう。光デジタルケーブルでアンプと繋ごうと思ったら画面も引き続きコンポーネントケーブルで接続しないといけないようだ。ケーブリングがスッキリするかと思ったけどなかなか悩ましい。
紆余曲折あったが、半日かけてリビングのアンプとAppleTVの接続は完了。
AirTunes経由で音楽を再生してみたが、再生の容易さ音共に満足のいくものになった。当然ながら音を出す機材がそこそこよければ音もいいが、再生がiPod touch経由でどんどんできるのはありがたい。あとは未取り込みのCDをどんどんiTunesに入れていこうと思う。
これ、週刊アスキーのトホホに投稿できそうなネタだな。
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